その玄関、本当に快適?暮らしやすさを左右する3つのポイント
日々の出入りやお客様を迎える場所として、玄関は家の印象を決める大切な空間です。
一方で、靴や荷物があふれやすく、寒暖差も感じやすい場所でもあります。
快適な玄関をつくるためには、見た目だけでなく“使いやすさ”や“温熱環境”の工夫が欠かせません。今回は、玄関づくりで押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
① 収納は「何をしまうか」から考える
玄関まわりでご要望が多いのは、やはりシューズクロークです。
ただし、広さを確保できない場合もあります。そんなときは、トールタイプの収納量が多いシューズボックスや、階段下の空間を有効活用するのもおすすめ。
靴以外にも、コート・スポーツ用品・通勤バッグ・防災グッズなど、家庭によって収納したいものは異なります。那須建設では、ヒアリングを通して“何をどこに置きたいか”を明確にし、暮らし方に合った収納計画を提案しています。
② 温熱と採光を両立して“明るく心地よい玄関”に
近年は住宅全体の断熱・気密性能が高まっていますが、冷気は床付近に溜まりやすい特性があります。そのため、玄関とホールの間に段差を設けたり、リビングとの間をドアで仕切るなど、細やかな工夫があるだけで体感温度が大きく変わります。
また、玄関は採光を確保しにくい場所でもあります。窓を付けられない間取りの場合も、玄関ドア自体にガラスを取り入れた断熱ドアにする、階段上部に高窓(ハイサイドライト)を設ける、リビング扉にガラスデザインを採用してリビングのあかりを取り入れるなど、光を取り込む方法はいくつもあります。さらに、照明では人感センサーの採用がおすすめ。夜の帰宅時や、買い物帰りで両手がふさがっている時でもパッと明るくなり、電気の消し忘れ防止にもひと役買ってくれます。

③ 家族玄関や“ちょい置きスペース”を
近年は来客用と家族用の動線を分ける「家族玄関」も注目されています。靴の脱ぎ履きや荷物の仮置きがしやすく、生活感を上手に隠すことができます。
また、家族玄関には用途に応じた“ちょい置きスペース”を設けるのもおすすめ。鍵やマスクを置くためのニッチ棚や、ベンチ兼収納スペースなど、小さな工夫でも日々の使い勝手が大きく変わります。


玄関は家の第一印象を決める場所でありながら、日々の快適さにも直結する空間です。収納・温熱環境・動線、この3つの視点を意識して計画することで、暮らしの質はぐんと上がります。家づくりの際はぜひ、玄関にも着目してみてくださいね。