夏休みがラクになる家って?家族5人でも散らかりにくい住まいの工夫
夏休みは、子どもが家で過ごす時間が長くなり、おもちゃや学習用品、衣類、バッグなどがリビングに集まりやすくなる時期です。普段は気にならなかった散らかりやすさが、この時期になると目立ってくることも。だからこそ家づくりでは、収納の量だけでなく、「どこに何を置くか」「どう片付けるか」を暮らしに合わせて考えておくことが大切です。
子どもの物は、年齢に合わせて置き場を考える
子どもの収納は、最初から子ども部屋にまとめればよいとは限りません。幼稚園から小学校低学年くらいまでは、リビングやダイニングで過ごす時間が長いため、学習用品や文具、おもちゃなどもリビングまわりに置いた方が使いやすいことが多いです。その際は、専用収納を細かくつくり込みすぎず、可動棚などで後から使い方を変えられるようにしておくと、成長後も無駄になりません。高学年になり、自室で過ごす時間が増えてから個室中心に移していくのがおすすめです。

家族が多い家ほど、共有収納が暮らしやすさにつながる
最近は、主寝室に大きなクローゼットを設ける代わりに、家族みんなで使えるファミリークローゼットを希望される方も増えています。たとえば廊下からアクセスできる場所に設ければ、誰でも使いやすく、洗濯後の片付けもスムーズです。個室ごとに大きな収納を持たせなくても、共有の収納をうまく計画することで、家全体がすっきりしやすくなります。
片付けやすい家は、収納量より動線が大切
家族5人で暮らす家では、収納を増やすこと以上に、片付けやすい動線をつくることが大切です。帰宅してバッグを置く場所、着替えをしまう場所、学校用品を戻す場所が自然な流れの中にあれば、物は散らかりにくくなります。また、どんな収納が合うかは、ご家族の性格や片付けの習慣によっても変わります。細かく分けた方が使いやすいご家庭もあれば、大まかにしまえる方が片付けやすいと感じるご家庭もあります。家族に合った仕組みを考えることが、無理なく整う住まいにつながります。

夏休みがラクになる家は、収納が多い家ではなく、家族の暮らし方に合った置き場と動線がある家です。子どもが小さいうちはリビングまわりを中心に、高学年以降は少しずつ個室へ。さらに家族みんなで使える共有収納を上手に取り入れることで、家族5人でも散らかりにくい住まいがつくりやすくなります。これからの変化も見据えながら、今の暮らしにちょうどいい収納計画を考えましょう。