大掃除いらず！？“掃除しやすい家”のつくり方

年末の大掃除が近づくたび、「もっと掃除がラクな家だったら」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、家の“掃除のしやすさ”は、設計段階で大きく変わります。 那須建設では、日々の小さな手間を減らし、気持ちよく暮らせる家づくりを心がけています。

“わざわざ掃除”をなくす設計

掃除が負担になる一番の理由は、「取りかかるまでのハードル」。たとえば掃除機を出すのにいくつも動作が必要だと、それだけで気が重くなります。
そこで、使う予定の掃除機のタイプに合わせた収納や配置を設計段階で考えておくことがポイント。スティックタイプ、自動掃除機（ルンバなど）、コード式など、それぞれに最適な置き場所やコンセント位置を計画します。「掃除したい時にすぐ使える」動線づくりが、きれいを保つ第一歩です。

“掃除する場所”を減らすという発想

そもそも、「汚れやすい場所を減らす」という視点も大切です。浴室でいえば、ミラーやカウンター、棚などを最初から設けず、マグネット式のアイテムで必要な分だけ自分好みにカスタマイズして設置する方法もあります。掃除の際に取り外せるので、清潔を保ちやすい点がポイントです。
素材選びでも同じ考え方が活きます。目地が多いタイルは見た目が素敵でも、汚れが溜まりやすいのが難点。なるべく目地の少ない仕上げを選ぶことで、手入れの手間を減らせます。クッションフロアやタイルの凹凸、部屋ごとの床材の見切りなども、掃除のしやすさを左右するポイントです。

暮らし方に合わせた“やりすぎない”設計

すべての家に完璧な回遊動線や大型収納が必要とは限りません。近年はコンパクトな間取りの住まいも多く、動線をどう優先するかは家族の暮らし方によって変わります。
那須建設では、日々の掃除の習慣や家事分担まで丁寧にヒアリングし、「無理なくきれいを保てる家」を一緒につくっていきます。

掃除のしやすさは、日常の小さな“ストレス”を減らす工夫の積み重ね。素材・収納・動線を設計段階から考えることで、大掃除のいらない、心地よい暮らしが実現します。
普段からゆとりある時間を過ごすためにも、掃除しやすい家づくりについて一緒に考えてみませんか？