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薪ストーブのある暮らし。火のぬくもりと暮らす家づくり

ゆらめく炎を眺めながら家族と過ごす時間は、薪ストーブならではの豊かさ。冬の寒さが厳しい東北では、火のぬくもりを暮らしに取り入れることで、家時間が特別なひとときに変わります。今回は、薪ストーブの魅力と、設置の際に知っておきたいポイントをご紹介します。

暖房効率と設置場所を考える

薪ストーブはお家の真ん中に配置すると、熱が効率よく家全体に行き渡ります。一方で、掃き出し窓沿いの土間に設置すると、お手入れや薪の出し入れがしやすく、外との動線もスムーズ。ライフスタイルやご希望の間取りによって最適な位置を考えます。
また、ストーブの大きさや容量は最小で20〜30坪が基準。2階まで暖気を循環させれば、エネルギーを無駄なく活用できます。

メンテナンスと安全性

快適に使い続けるためには、煙突の配置やメンテナンスも大切。曲がりの少ない煙突はタールが溜まりにくく、お手入れも簡単です。屋根や煙突は専門業者による定期的な点検をおすすめしています。
さらに、薪ストーブを使う際は、近隣への煙やにおいへの配慮も欠かせません。風向きによっては煙が流れ込みやすいため、住宅が密集している地域では設置場所や煙突の高さを十分に検討する必要があります。

暮らしを楽しむ道具として

薪ストーブはすぐに部屋を温めてくれるわけではありません。そのため、エアコンなどの冷暖房と併用するケースもあります。薪ストーブは週末だけ楽しむというご家庭もあれば、薪集めや薪割りをライフワークとして取り入れるご家庭も。薪棚を用意してストックを確保する必要がありますが、その手間もまた暮らしの一部です。

薪ストーブがもたらす豊かさ

炎を眺める時間はリラックス効果があり、心を穏やかにしてくれます。さらに、焼き芋やピザ、煮込み料理など、薪ストーブならではの美味しさを味わえるのも魅力。手間暇をかけるからこそ得られる心地よさが、毎日の暮らしを一層豊かにしてくれます。
また、近年は家で火を扱う機会が減っており、火を見たことがないまま育つお子さまも多いそうです。家に薪ストーブがあることで、火の温かさや危険性をお子さまに正しく教育する機会にもなります。

薪ストーブは単なる暖房器具ではなく、暮らしを楽しむための道具。火のぬくもりを囲む時間を大切にしたいご家族にとって、薪ストーブは心強いパートナーになるでしょう。
当社では薪ストーブを導入した施工事例が多くございますので、ご興味がある方はぜひお問い合わせください!

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