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いざという時、慌てない!豪雨や停電に備える住まいの工夫

近年、山形でも豪雨による川の氾濫や堤防決壊といったニュースを耳にします。自然災害は避けられないものだからこそ、「備え」を住まいづくりにどう取り入れるかが大切です。本記事では、土地選びから建築時の工夫まで、豪雨や停電に強い住まいのポイントをご紹介します。

ハザードマップで土地を見極める

家づくりを考える際、まず確認すべきはハザードマップです。洪水や土砂災害のリスクが高いエリアかどうかを事前に把握することは、安心な暮らしの第一歩です。私たち那須建設では、お客さまが持ち込まれた土地やエリアについても必ず調査を行います。「知らずに建ててしまった」という後悔を防ぐためです。お客さま自身が気にされる点を丁寧にヒアリングし、最適な選択肢をご提案しています。

リスクを軽減する建築の工夫

少々難ありの土地だったとしても「絶対にこの土地がいい」という方には、建物の工夫でリスクを抑える方法もあります。たとえば、豪雨による床上浸水と床下浸水では、暮らしへの影響に大きな差が出ます。そのため、基礎を高くする「高基礎工法」によって、床上浸水のリスクをできる限り回避します。

また、地盤そのものを底上げする方法もありますが、近年は度重なる災害を背景に盛土の規制が厳しくなっており、地域や条件に応じた慎重な判断が必要です。

停電に備えるエネルギー対策

災害時は豪雨だけでなく、停電も大きな不安要素です。そこで注目されるのが太陽光発電と蓄電池の活用です。通常時は光熱費の削減に役立ち、停電時には非常用電源として暮らしを支えてくれます。ただし導入には追加費用がかかるため、どこまでリスクを考えるか、家族のライフスタイルに合わせて検討することが重要です。那須建設では、ヒアリングを通してお客さまに最適なご提案を行っています。

パントリー(食品庫)を利用したローリングストック

土地選びや構造・設備での備えに加え、日頃からパントリーに保存のきく食品を少しずつ蓄えておくと、防災対策がぐっと身近になります。さらに玄関からキッチンへとつながる動線上にパントリーを設ければ、いざという時もスムーズに持ち出せて安心です。
防災のためだけに特別な準備をするのではなく、普段の食事づくりに取り入れて使いながら補充していくことで、無理なく続けられ、賞味期限切れの心配も減らせます。
この「蓄える→食べる→補充する」流れを繰り返す方法が、ローリングストックです。
アウトドアに活躍する食品も多く、暮らしの延長で楽しみながら備えられるのも魅力。毎日の生活にさりげなく取り入れて、安心と快適性を両立させましょう。

災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ、土地選びから建築の工夫、エネルギー対策まで「いざという時」を想定した備えを取り入れることが大切です。那須建設は、お客さまの想いを尊重しながら、安心して暮らせる住まいづくりをお手伝いします。

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