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スキップフロアって本当に便利?後悔しない設計のコツ

近年注目されている「スキップフロア」。床の高さを変えることで、空間に変化と奥行きをもたらす設計です。限られた敷地でも縦方向の空間を活かすことで、面積以上の広がりを感じられます。

スキップフロアのメリット

スキップフロアの魅力は、空間を仕切ることなくゆるやかに区切れること。リビングと段差でつながっていると、他の作業をしながらでも家族の気配が感じられます。「声をかければすぐに会話ができる」「でも一人の時間も大切にできる」——そんな絶妙な距離感が心地良さにつながります。

スキップフロアのデメリット

ただし、スキップフロアは部材や構造が増える分、コストアップにつながることも。また、段差があるためバリアフリー性には注意が必要です。将来のライフスタイルの変化も見据えて、慎重に計画しましょう。

スキップフロアの活用法

那須建設では、ご主人のワークスペースとして設計させていただいたことがあります。家族の気配を感じながら仕事に集中できるスペースとして、重宝されているようです。また、お子さまが大きくなってからはスタディスペースとしても活用可能。リビングにいるご家族に見守られながら、勉強に集中できます。
また、収納場所として活用した例もあります。踊り場にファミリークロークを設けて、お子さまのランドセルや学校用品などを片付ける場所に。1階と2階の中間にあるため、リビングと自室の間で自然と片付ける動線が生まれます。

スキップフロアは、ワークスペース、スタディスペース、収納など、暮らしのなかで多彩に活躍してくれる存在。しかしただなんとなく取り入れるのではなく、目的をしっかり持ち、ご家族のライフスタイルに最適なスキップフロアを設けましょう。

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