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失敗しない!外観デザインのコツ

こんにちは、那須建設です。
家づくりにおいて、外観デザインは住まいの第一印象を決める重要な要素です。機能性はもちろんデザイン性を高めることで、長く愛着を持って暮らせる住まいが完成します。今回は外観デザインで失敗しないためのポイントを、那須建設の視点からご紹介します。

サッシの配置とデザインのバランス

サッシの大きさや位置は、機能性だけでなく外観デザインにも大きな影響を与えます。視界が開けていて景色が良い場所にはピクチャーウィンドウを採用すると、窓が額縁のようになっておすすめです。
また、隣家のサッシと向かい合わないような設計も重要です。視線が気になる場合はすりガラスや型板ガラスなど、プライバシーを確保できるガラスの種類を選ぶことで安心して過ごせる空間がつくれます。
サッシの種類については、複数のデザインを使うよりもできるだけ統一感を持たせることが美しい外観をつくるポイントです。シンプルながらも統一感のあるデザインは、住まい全体に上品な印象を与えます。

外壁材の選び方とデザインのメリハリ

一般的なお家では、コストパフォーマンスに優れた窯業系サイディングを採用することが多いです。しかし、土地によっては風や雪の影響を受けやすい場所もあります。そうした地域では、耐久性の高い金属系サイディングを選ぶと安心です。
また、那須建設がおすすめするのは「塗り壁」です。無垢材を多用した内装と同様、手をかけることで経年変化を楽しみながら、住まいへの愛着を深められます。表情豊かな質感が、住まい全体に温かみと上質さをもたらします。
ただしすべてを塗り壁にするとコストが上がってしまうので、「見えにくい部分はサイディングを使用し、表部分には無垢材を取り入れる」というメリハリのある設計もおすすめ。これにより、コストを抑えながらもデザイン性を高めることができます。

軒や庇で陰影を活かしたデザインに

外観デザインでポイントとなるのが、「陰影」です。庇(ひさし)や軒を取り入れることで、外観に立体感と奥行きをもたらす効果があります。また、庇や軒は夏の日差しを遮ることで室内温度の上昇を抑え、省エネ効果も期待できます。冬場は雪が直接建物に当たるのを防ぐため、雪国の家づくりでは必須のポイントです。

外観デザインは日常的に目にするものだからこそ、飽きのこないデザインと機能性のバランスが求められます。サッシの配置や外壁材の選択、陰影を活かした立体的なデザインなど、細部にこだわることで住まい全体の印象が格段に向上します。ライフスタイルや予算に合わせた外観デザインで、長く愛せる住まいづくりをしていきましょう。

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