
家族みんなに“ちょうどいい”収納の考え方
こんにちは、那須建設です。
家族の人数が増えるほど、悩みのタネになるのが“片付かないリビング”。特に小さなお子さまがいるご家庭では、「ランドセルやバッグがいつもソファの上に…」という声も少なくありません。けれど、散らかる原因は“収納が足りない”ことや“子どもが片付けない”からではなく、“どこに収納するのかが曖昧”になっていることかもしれません。
「家族みんな平等に」から始める収納の仕組み
那須建設では、家づくりの段階から“家族一人ひとりの収納”を考えるご提案をしています。
たとえば、リビングに設けるマス目状の収納棚。家族全員に同じサイズのスペースを設け、それぞれのランドセルやバッグ、日用品を置けるように設計します。
ポイントは、「子どもは小さいから半分でいい」ではなく、“一人の人としてきちんと扱う”という視点。持ち物の量ではなく、家族という単位で公平にスペースを確保することが大切です。
片付ける場所・自分の場所を明確にすることで、自分で片付けて管理する習慣が身に付きます。

整理整頓の習慣は「専用スペース」から
この考え方は玄関収納やシューズクロークにも活かされます。「ここからここまでが◯◯の分」と仕切りをつけて明確にすることで、お子さま自身も“自分の持ち場”として意識できるように。曖昧な収納スペースではつい親任せ・人任せになりがちですが、明確に場所を決めることで、「自分で管理する」意識が自然と育っていきます。
「片付けなさい」より「片付けられる」場所を
日常の片付けは、声かけだけではうまくいかないもの。まずは、片付けるための場所があるかどうか。誰のものか、どこに置けばいいのかがはっきりしていれば、家族みんなが無理なく気持ち良く暮らせる住まいになります。毎日声をかけて無理やり片付けさせる収納ではなく、自発的に片付けやすくなる収納をつくることが大切です。
収納の工夫は住まいの一部であると同時に、家族関係やお子さまの成長にもつながる大切な仕組み。那須建設では、ご家族のライフスタイルに合わせた“ちょうどいい収納のあり方”をご提案しています。