
理想の平屋を叶える 土地探し&間取り設計のポイント
こんにちは、那須建設です。
老後の暮らしを見据え、平屋住宅を希望する方が増えています。すべての生活が1階で完結するため、移動が楽でバリアフリーな生活を実現できるのが大きな魅力です。しかし、理想の平屋を建てるためには、土地選びと間取り設計において押さえておきたいポイントがあります。
広さと立地が決め手!土地選びの重要ポイント
理想の平屋を建てるためには、土地選びがもっとも重要です。平屋はまず、雪の降るエリアでは特に広い敷地が必要になります。駐車スペース2〜3台分を確保する場合、最低でも60坪の広さがある土地が理想的です。敷地が狭いと庭を確保できず、せっかくの平屋でも十分な開放感を得にくいかもしれません。
また、南や東側に高い建物がない土地を選ぶことをおすすめします。陽当たりが悪いと冬場に雪が溶けにくくなり、生活に支障をきたします。さらに、雪おろしを行う際も平屋のほうが安全です。雪を寄せるスペースを確保できるかどうかも、土地選びの大切なポイントとなります。
エリアによって雪の降り方や量が異なるため、立地条件を十分に考慮することが求められます。屋根の形状や勾配も合わせて検討し、地域の気候特性に適した設計をすることが重要です。

開放感と機能性を兼ね備えた間取り設計のポイント
平屋の魅力の一つは、勾配天井を採用することで天井を高くできる点です。これにより開放感あふれる空間が生まれ、贅沢な住まいを演出します。高さを活かした設計は室内に自然光を取り込みやすく、明るく心地よい住空間を実現します。
さらに平屋は上下動線がなくスムーズな点も魅力。家事や移動が効率的になり、日常の暮らしがより快適になります。リビングや水廻りに回遊動線を取り入れ、できるだけ廊下を短く・少なくすることで、無駄のない生活空間をつくることができます。
平屋のデメリットとその解決策は?
平屋にはいくつかのデメリットも存在します。たとえば、水廻りの隣に寝室がある場合、水音が気になることがあります。この場合は、収納スペースなどを間に設けるといった工夫をすることで解消できます。
また、平屋で部屋数が多い場合、位置によっては日光が届かず暗くなってしまう部屋が生じる可能性があります。これを防ぐために部屋を分散させたり、中庭を設けるなどの工夫をすることもあります。
どうしても2階建てになってしまう場合は?
希望通りの土地が見つからず、2階建てにせざるを得ない場合でも工夫次第で平屋のような暮らしが可能です。1階にリビングや水廻り、主寝室を集約することで、階段を使わずに生活のほとんどを完結できます。これにより平屋のような暮らしが生まれます。
理想の平屋を建てるためには、まず広さや立地条件を重視した土地選びが欠かせません。そして、暮らしやすさを追求した間取り設計によって、長く快適に住み続けられる家をつくることができます。那須建設では、お客さまのライフスタイルに合わせた最適な提案を行い、理想の平屋づくりをサポートします。ぜひ一度ご相談ください。